惟成弁集切
これしげべんのしゅうぎれ
概要
平安時代中期の貴族、藤原惟成(953~989)の家集の断簡で、もとは冊子本であった。伝称筆者は藤原俊成の娘 坊門局だが、藤原定家(1162~1241)が彼女の真筆と認めた「唯心房集」とは筆跡が異なっている。弾力があり、切れ味の鋭い線で書かれた奔放な書は12世紀初め頃の書写と推定されている。現存が確認されているものは10葉余りしかない。
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